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ドールの資産的価値とは?ビスクドールとカスタムドールのオークション事情

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こんにちは、ドール歴10年以上のcocoです。今回は「ドールに資産的価値はあるか」をテーマに、ドール界隈のオークション事情についてまとめました。

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「ドルおじ」でもドールオークションが出てきますね!この機会に知っていただければ幸いです

目次

はじめに – ドールの資産的価値を初心者さん向けに解説します

最近では「ドールの資産的価値」が注目されています。ビスクドール(アンティークドール)や限定キャストドールがオークションで高額取引される事例も。この記事では、初心者の方にもわかりやすく、ドール高額取引の背景や、日本と中国の文化の違い、資産価値の現実を紐解きます。

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ドールオーナーを始めたばかりの方も、ぜひご覧ください

ドルおじにドールオークションの描写があります

ドールオークションの魅力:高額取引の実例

過去にドール界隈で話題となったのは「カスタムドールのオークションでの議論」です。中国人ドールオーナーが高額で落札したカスタムヘッドが、類似の連作として再出品され「類似のヘッドを出品しないでほしい」とクレームに発展しました。「一点物」と明記されていない場合は連作の可能性があるため、初心者の方は落札前に注意が必要です

また、限定キャストドール、たとえばローゼンメイデン関連のドール(例:水銀燈)は、過去に50万円以上で落札された事例もあります。この高騰の背景には、ボークス社による「里帰りサービス」(有料で新品に近い状態に修復)が影響しています。ただし、こうした素晴らしいサービスは、スーパードルフィーなど一部のドールに限られます。 

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水銀燈の例はドールメーカーによる手厚いサービスの好例ですが、他のドールはメーカーによって対応が違うためご注意ください

里帰りサービスについて詳しく紹介

日本と中国のドール文化:価値観の違い

カスタムドールのオークションでの議論が炎上した背景には、日本と中国のドール文化の違いがあります。中国では、カスタムドールや限定キャストドールを「一点物=資産」と見なし、投機目的で落札するドールオーナーさんが日本に比べて多いようです。

一方、日本のドールオーナーさんは、ドールを癒しや芸術として愛し「#うちの子かわいい」など、ドールセラピーのように感情的な結びつきを大切にします。日本では資産価値よりも愛着や創作の喜びが重視されてるようです。 

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ドール初心者の方は、この違いを理解すると、ドル活がもっと楽しくなります

「うちの子かわいい」などの専門用語解説

資産価値のあるドール:3つの名品

ドールの資産的価値を求めるなら、以下の3つのドールがオークションで注目されています。ドール初心者さんにもわかりやすく、その魅力をお伝えします。

ドール① ビスクドール(アンティークドール)

19世紀後半から20世紀初頭のフランスやドイツで作られたビスクドールは、陶器製の滑らかな肌と繊細な表情が特徴。歴史的な衣装や髪型を通じて、当時の文化を今に伝えてくれる文化的価値のあるドールです。1930年以前のものは希少で、特にジュモーやブリュなどの有名ブランドは破損しやすく現存数が少ないため、「開運!なんでも鑑定団」で高評価を受けることもあります。

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私が所有する現代作家のリプロ(復元)ビスクドールは、10cmの小さなサイズで破損しないよう、大切に保管しています

ドール② 辻村寿三郎人形

故・辻村寿三郎氏の人形は、ちりめんの肌や日本髪、糸引き技法による立体的な表情で、「性根が入った」生命感が魅力。NHK人形劇「新八犬伝」や蜷川幸雄演出の舞台衣装を手掛けた芸術性は、オークションで高額取引の理由です。見る角度や心境で表情が変化し、物語性のある世界観が初心者にも感動を与えます。

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技法の基盤になったとされる「人形浄瑠璃」は、いつか鑑賞してみたいです

ドール③ 天野可淡人形(カタンドール)

故・天野可淡氏の「カタンドール」は、耽美で幻想的な球体関節人形。少女の可憐さと妖艶さ、独特の暗さが共存する作風で、1990年の夭折後も根強い人気を誇ります。現存作品は少なく、2020年にまんだらけで300万円で落札された実績があり、現在の価値はさらに高い可能性があります。

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「命を削って作った」と言われる凄みが、コレクターの心を掴みます。初心者の方は、作品集でその世界観を味わうのもおすすめです

ビスクドールの歴史

ドールの資産的価値の現実:初心者へのアドバイス

ドールの資産的価値は魅力的ですが、リスクも伴います

カスタムドールや限定キャストドール(例:ローゼンメイデン関連)は、キャスト素材のため紫外線で劣化しやすく、定期的なメンテナンスが必要です。ボークス社のように手厚い「里帰りサービス」がある場合でも、数万円のコストがかかります。

ビスクドール(アンティークドール)も陶器のため割れるリスクがあり、地震の多い日本では保管に注意が必要です。私が耳にした話では、引越し中にビスクドールを破損した事例もあります。そうなると修復は困難です。

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初心者の方には、資産価値を追うよりも、ドールとの思い出や創作の喜びを重視することをおすすめしたいです

ドール創作の楽しみ方

おわりに – ドールは資産以上の宝物

ビスクドール(アンティークドール)、辻村寿三郎様や天野可淡様の人形、限定キャストドールはオークションで高額取引されますが、壊れやすさやメンテナンスの課題もあります。

私にとって、ドールは資産を超えた癒しと創造性の象徴です。初心者の皆様も、ドールオーナーとしてドールブログにドールとの思い出を綴ってみませんか?

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SNSも良いですが、ドールブログは思い出=資産として残りますよ。興味のある方は下の記事からどうぞ

簡単2ステップ

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この記事を書いた人

cocoのアバター coco ミニマリストドールオーナー

シュガーカップス(ショコラーラ)のmimiを一人っ子で可愛がっています。

ドールオーナー歴13年(過去10年+復帰3年)| ミニマリスト歴10年 | ブロガー歴5年 | ディーラー経験あり | ドール初心者に役立つ知識を発信中

ドールオーナーさん達のお役に立てましたら幸いです♡

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